税金のことを知らないでFXを始めてしまう前にカンタンに勉強しましょう。
TOP > 第2章くりっく365(公的取引所)と店頭FX
まずはFXの歴史を振り返ります。1998(平成10)年に外為法が改正され、個人でもFX取引が可能になりました。最初は証券会社・先物取引会社を中心にスタートしましたが、インターネット環境も整い多くの会社が参加するようになりました。
中には悪質な会社もあり、個人から預かった証拠金をきちんと管理されていず、倒産したときにまったく返金されない会社もありました。ひどいものだと個人と外貨の売買を行いながら、全く外貨の調達を行っていない会社さえありました。そのため、個人投資家も安心して取引できるFX 市場が切望され、2005(平成17)年に公的FX取引所が生まれました。それが「くりっく365」なのです。
さらに2009(平成21)年には、大阪証券取引所が「大証FX」をスタートさせました。
あとで詳しく説明しますが、公的FX取引所のメリットは
(1)扱う通貨多く、スワップポイントでの条件がいい。
(2)証拠金は公的取引所へ全額預託されているので安心。
(3)税制が優遇される。
くりっく365とは、個人投資家も安心して取引できるFX市場として切望された結果生まれた公的FX市場です。
東京金融先物市場に上場されています。もちろん、日本初の公的FX市場なのですが世界でも初の公的取引所なのです。
FX取引では、資格をもったマーケットメイカーが為替レートを決定しています。くりっく365では、ドイツ銀行やゴールドマンサックス証券など世界大手の超有力金融機関がマーケットメイカーとして為替レートを管理しているため、売買する価格についても信頼できます。
さらにこの信頼が取引の際、投資家にとってのメリットとなります。例えば、ある時間ある店頭FXだと買うときは91.14円、売るときは91.08円と開きがあるとします。しかし、くりっく365では買うときは91.12円、売るときは91.10円と開きは最小限で提示されます。売買のレート差が小さいくりっく365 があきらかに有利です。
さらに、リーマンショック後の急落時のように為替相場が乱高下したときには、取引量の少ない店頭FXの場合とんでもなく個人投資家に不利な価格で売買されることもあります。やはり、投資では信頼が何よりも大切なのです。
・有利な点 その1 スプレッド
さきほど紹介した買値の売値の差をスプレッドといいます。このスプレッドは、店頭FXの場合、取扱業者によりさまざまです。しかし、くりっく365は公的FX市場なので全ての業者で同じです。さらに、スプレッドは比較的小さく、投資家に有利です。また相場が乱高下する場合は、取引量が多く、公的FX 市場が安心です。
・有利な点 その2 スワップポイント
次に、インガムゲインで儲ける際に重要なスワップポイントです。店頭FXの場合、ほとんどの業者が手数料を差し引いています。例えばある外貨で、スワップポイントで200円の支払いがあるとします。店頭FXの場合
買っている人は、200-10=190 円 受け取れ
売っている人は、200+10=210 円 支払い
両方から10 円ずつ手数料が差し引かれます。それに対して、くりっく365 なら手数料はひかれません。
買っている人は、200 円 受け取れ
売っている人は、200 円 支払い
10円ぐらい、たいしたことないと思っていませんか?このスワップポイントは、毎日つくのです。たとえ10 円でも、1 年では3650 円の差となります。投資額が増えれば、年間数万円の差となります。
やはり手数料は少ないに越したことはありません。
・安心な点 その1
取扱い会社が安心
先に紹介したように、一時期悪質なFX業者が混じったため金融商品取引法による規制が厳しくなり、参加できる会社が制限されました。以下が参加条件です。
● 資本金:5000万円以上
● 自己資本規制比率:120%以上
しかし、くりっく365 に参加できる企業は、さらにハードルが高いのです。
● 資本金:3億円以上
● 純資産:20億円以上
● 自己資本規制比率:200%以上
などなど。これなら安心して取引できますね。
・安心な点 その2 証拠金の保護
しっかりした会社でも倒産という可能性が0ではありません。そんなときもくりっく365なら安心です。くりっく365で取引する際、証拠金は取引会社が管理しているのでなく、預けた資産が全て東京金融取引先物取引所に預託されます。そのため、万が一取引会社が倒産ということになっても100%証拠金は保護されます。
・税制優遇 その1 申告分離課税にて一律20%
FXによる利益は、個人の場合は原則雑所得として課税されます。給与所得及び退職所得を除いた、FXによる利益などの各種の所得金額の合計額が20万円を超えると確定申告が必要となります。店頭FXによる所得は、他の所得とあわせて総合課税されます。第4 章で詳しく紹介しますが、あわせた所得が1,800万円を超えれば50%が税金としてもっていかれます。これでは何のために投資しているのかわからなくなります。しかし、くりっく365 はなら他の所得に関係なく一律20%なので安心です。
・税制優遇 その2 他の先物取引との損益通算が可能
くりっく365は、ほかの取引所に上場された先物取引との損益通算が可能なのです。金や原油といった商品先物取引や、日経225先物、TOPIX先物をやっておられる方にとっては朗報です。
例えば、
・FXの所得…100万円
・金先物の所得…-50万円
・日経225 先物…-30万円
の場合、くりっく365で取引していれば「100万円-50万円-30万円=20万円」20万円×0.2=4万円
損益通算した20 万円に対して4 万円の税金しか、かからないのです。
・税制優遇 その3 3年間の損失繰り越しが可能
さらに、損益通算を行った結果、その年に控除しきれない損失額がある場合は、その損失を翌年以降3年間にわたって控除できるのです。やはり、くりっく365 が断然有利です。
| 第1章 FXで儲けるために | |
|---|---|
| FXとは何か | 最近人気のFXとは何か?からのご紹介します。 |
| キャピタルゲインについて | FXの儲け方の1つ「キャピタルゲイン」について説明。 |
| インカムゲインについて | もう1つのFXの儲け方「インカムゲイン」について説明。 |
| 主婦が○億円稼げる仕組み | 24時間取引、レバレッジについて説明。 |
| 第2章 くりっく365(公的取引所)と店頭FX | |
|---|---|
| 2つの取引形態 | 店頭FXとくりっく365の比較。 |
| くりっく365とは? | くりっく365についての説明。 |
| メリット (1)有利 | スプレッド、スワップポイントなどの有利な点を説明。 |
| メリット (2)安心 | 参加条件が厳しく、証拠金が保護されているくりっく365の説明。 |
| メリット (3)税制待遇 | 申告分離課税にて一律20%、損益通算、損失繰り越しについての説明。 |
| 第3章 くりっく365を取引する方法 オススメの業者「岡三オンライン」の例 | |
|---|---|
| どこで取引できるの? | 審査が厳しいくりっく365は、2010年3月時点で18社。 |
| いくらから取引できる? | 証拠金を預けることにより、少ない金額から取引が出来ることについての説明。 |
| 手数料は? | くりっく365の手数料の説明。 |
| 第4章 くりっく365の方が税金がこんなにお得 | |
|---|---|
| 確定申告が必要な場合 | 一定の条件を満たすと確定申告が必要になります。 |
| 確定申告のための準備 | 確定申告をする際に必要な書類の説明。 |
| 経費として認められるもの | 節税対策のためにも経費として認められるものは要確認。 |
| 保険料や扶養控除への影響 | 扶養控除を受けている方は要注意。 |
| 公的取引所の税制優遇 (1)申告分離課税 |
くりっく365は申告分離課税と言って、他の所得に関係なく一律20%。 |
| 公的取引所の税制優遇 (2)損益通算 |
くりっく365なら、取引所上場先物取引である日経平均先物、TOPIX先物、 金や原油などの商品先物などとの合算できます。 |
| 公的取引所の税制優遇 (3)3年間繰り越し |
くりっく365なら、確定申告で損失額を申告しておけば、翌年以降3年間にわたって損益通算できるのです。 |
| 第5章 FXよりくりっく365のほうが税率が得になる方 | |
|---|---|
| 控除後の給与所得などが330 万円以上ある方 | くりっく365の方が得になる例を説明。 |
| 長期で保有を考えている方 | FXとは違いくりっく365のスワップポイントは全く手数料がひかれないので、長期保有者にはお得です。 |
| 初めての投資で損失が出るのが怖い方 | くりっく365の一番の魅力は「翌年以降3年間損失を繰り越せる」ところです。初心者の方が初めて投資する際にオススメします。 |